またいつもの時間に目が覚めた…
このところ毎日のように早朝の夜明け前に目が覚めてしまう…
何かをするでも無く ただただソファーに腰をかけ夜明けを待っているかのように…
5、6年前には頻繁にあった アレは退院して暫く続いた情緒不安定な日々を送って居たためである。突然の離職勧告を医者からされたのは やはりショックである…その後 なんとか気力で持ち直したが現実は変えられないと言う 奥底に仕舞い込んだ悲しみは消えなかった… 自分に嘘をつくように平然とした振りを見せてきた…。
しかし偽りの自分を演じるのも限界があった…。
我武者羅に忘れようと振る舞えば振る舞うほど 間 一瞬の隙間から虚しさが まるで津波のように襲ってくる。
自分の性格の良くない部分は、人前で泣き言を言えない頑固で天邪鬼で執念深いところ…
幼少期から我慢することを身にしみ込ませてしまった僕は いつしか「自分さえ我慢すれば丸く収まる」と感情を封じ込めて生きてきた…
時が経ち、病で人生観がかわり人と接する時間もメッキリ無くなった…
人は最後は孤独になり素通りする人々の中で独り佇む…
何かを待っているように…それは死期なのかもしれない…
by美樹生
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