降雪量の多い今年の旭川にやっと春めいた報せが訪れたように朝から眩いばかりの朝陽が窓越しを通して入ってきた。
「おはよございます!」と思わず朝陽に向かって挨拶を交わしたい そんな衝動に駆られた
それほど久しぶりの太陽なのだ。
昨日夕方まで、体調が思わしくなく…殆どベッドに横たえていた…風邪のようだ…
病院で出された処方箋を飲み、今朝はなんとか回復してきたように思われる…。
僕の病は慢性閉塞肺疾患、いわゆるCOPDと言われる癌に次ぐ死亡率の高い病である…
癌のようにステージがあり 五段階表示で言う
僕はステージ3〜4の辺りに居ると言う。
風邪や肺炎は急激な体力の低下と共に死に至ると言われて来て もう7年…抗生物質だ点滴だとかで死に足を鈍らしている。
今まで出来ていた事が こんなに至難になってしまったとは驚きから嘆きに変わった…。
そんな日々を送りながらも"奇跡"を願ったり
新薬や新診療が出来ないかと願ったりした。
無駄とも思われる時間が過ぎて行った…。
あれ程大好きだったギターも40年と言う時を越え眠ったままであった…久しぶりに拝んで見ようと物置から探して来た。ギターケースは随分と汚れ引っ掻き傷で破れていたりするところもある…。しかし40年ぶりの再会である。裏覚えのコードを弾いてみるが、なにせ 放ったらかしの管理 弦高も高くネックやブリッジも反っている感じだ…また 気落ちしてしまったが それでも負けじと弾いてみた…。
久しぶりに弾いたギターが喜んでいるかのように見えた!当時のままの音で時がタイムスリップしたかのように あのモテ期を彷彿させられた…(笑)
しかし、長い時間は弾けない…今の自分なら
一曲完奏できるかどうか…それ程体力が落ちている… でも 辞めない!強制的にやらされるリハビリの体操をしている時間より実に楽しい。僕の幼少の頃から養った"耐える" が身についているのか?貧乏性とでも言うのか、友人や知人には随分と利用されて来たものだ…
セカンドロード…果たしてどう生きるか。
逆に自由を取り返したのかもしれない!
持病持ちで還暦過ぎの親父が 「自由になれた」と叫ぶ程の改心ではないが終活の一場面として今日を生きて行こうと思う🤞
美樹生
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