八月に入り、10日も過ぎれば、もうそろそろお盆の知らせを感じる…。
日頃、外出を拒むように、出不精になっている僕に妻が「もうお盆ね、お墓掃除と兼ねてお参りしなきゃ。先祖に叱られるわ。ね、5代目継承様(笑)」と、わざと僕に聞こえるように話した。
それを聞いてしまえば、拒絶はできまい…。
生花や線香、ロウソクなどを用意して出かけてみた…。
八月の初めに一度掃除に来て以来2週間ぶりの墓参りである。前回は、墓周りの雑草やら暮石の水洗いをして来たお陰で、綺麗な状態が保たれていてホッとした。
僕の墓は初代の頃からの継続しているもので墓地は、おそらく百年以上前からになると思う。
周りを見てみると、暮石の数の増えたのには驚いた!敷地が足りないのか、まだ新たに増設している。今の場所も限界ギリギリと言うところである…。
お参りを済まし、帰宅の車の中で考えたのだが、「墓って、どうなんだろう?…継承車がいて成り立つもの…参ってくれる人が絶えてくると…いつかは、そうなる時がくるはずだ…じゃ、やっぱり散骨がいいのかなぁ…」とボンヤリ思いに更けてみた…
僕も、多少先祖には申し訳ない…と思う気持ちもあり、僕の代で消える一族を思えば、今まで気づかなかった寂しさも残る、と同時に無念の思いも湧いてくる…。
世代の行方と時代の流れで、いつかは淘汰される血族…でも、それって大事な事なのか?と問われると…返答に困る…。
個人的に考えると、必要性はないのかもしれない…では、何故一昔の人たちは拘ったのか?…血族の連鎖…今で言えば皇室など貴族的な発想である…または、トヨタ自動車のトップも血族の継承である…。
何のメリットがあるか?と現代風に考えるとコスパ的には、何のメリットもないだろう。
明治、大正、昭和と続いた貴族同士の婚姻。
何が変わって来ていただろう?一般の女性と結婚した、今の天皇陛下と微塵も変わりないと見られる。
形式を重んじた時代から内容を重視した時代へ…
新しく改革するには時には古いものの考え方も壊さなければならない場合がある。
新しくなる事が全て良くなるとは言い難いが
理想や思想があるはずだ。だから休まないで進まないとならない…。
お墓の話から、随分飛んだはなしになってしまったが f^_^; 明るい未来は誰しも望むもの
それには「自分さえ良ければそれで良い」の気持ちを捨てなくちゃならない…難しい話しだし、できない話しかもしれない…。
地球温暖化対策に全ての国が力を合わせて取り組めば、まだ間に合うかもしれない☝️
世の中、不可能な事は無い努力を、案外 軽視しているような気がします…
一階の平民が偉そうな事を語りやがってと思うなかれ、平民だからこそ思うこと。
私利私欲で生きてる富裕層には分かるまい☝️
美樹生
2コメント
2018.08.12 22:28
2018.08.12 22:25