あらすじ
継母さつ(中村玉緒)とそりが合わず、江戸へ奉公に出された若き日の小林一茶(リリー・フランキー)。どの奉公先にも馴染めずに転々とするうちに、彼は俳譜の世界に自分の居場所を見出し俳譜師となる。その個性と能力を認められる一茶だったが、耽美的な表現が主流だった当時、彼の作風は田舎俳譜といわれていた。やがて亡くなった父の遺言を巡って家族と対立、妻の菊(佐々木希)と幼い子供を続けて亡くすという不運に見舞われる。それでも句を詠み続ける一茶だったが……
と言うストーリーの映画なのですが、不運は制作会社の破綻と映画監督 吉村芳之の遺品作と化してしまった…。この映画の完成直後 心不全により亡くなりました…この豪華キャスト陣で構成された映画は いったいどうなることやら…
是非 観たいものですネ
雪とけて村いっぱいの子どもかな 名月をとってくれろと泣く子かな
我と来て遊べや親のない雀
大根引き大根で道を教えけり めだたさも中位(ちゅうくらい) なりおらが春
悠然として山を見るかな蛙かな
やせ蛙まけるな一茶これにあり これがまあ終の栖か雪五尺
ともかくもあなたまかせの年の暮
美樹生
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