昼下がりの午後に 録画しておいたTV映画 ALWAS三丁目の夕日'64を観た…。
この作品は最初から観てきて3部作になっている。今回観た映画はシリーズの最後の作品になるのかも知れない…?
この3部作目の特質でもある 小学生の時に引きとった健太も立派な青年になり、東大に向けて勉学に毎日励んでいた。
一方で芥川は雑誌の連載に行き詰まりを感じていた…。そんな中、芥川の父が病気で倒れたと連絡が入る、芥川の父は彼が小説家になることを認めず、冷たく彼を勘当していた…
やがて、父が病気で倒れた。亡くなった父の書斎に入り日記には、芥川のことばかりビッシリと書いてあり、表向きの態度とは真逆であった事を知り、泣き崩れた…
しかし、それと同じ運命的な事が…健太も小説家に憧れてしまっていて、雑誌の懸賞付きの応募していたのであった。それが芥川が気づき、父と同じ気持ちで健太を奮起させるために冷たく非情に振る舞い勘当した。
大体のあらすじなのだが、このストーリーの中で芥川の非情になり切り離した思いは それ程作家とは甘いものでは無いと心に刻んで欲しいと言う思いであった。
平成も31年で終ろうとしている時世に、昭和のひと昔のドラマなのだが 何か こんな時世だから よけいに、無くしてしまったモノがあるのじゃないのだろうかと気づかさせられたドラマであった…だんだんと人の気持ちが気薄になりがちな時世です。
人の温もりとは表向きの優しさじゃない…
美樹生
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2017.12.21 12:04
2017.12.21 11:42