タイトルを見て 「アガサ・クリスティーの推理小説のことだろうか?」と大概の人なら そう思うかもしれない。
ところが事情が違って、我が家の事情の話になります…。
初期のブログで話したことがあるのですが、僕は北海道へ来て開拓の明治26年から繋がり5代目の継承になります。
別に それがどうなのかは価値観的には分かりません。
僕より年上の方ですと「凄い!」と仰る方も多々あります。
北海道も開拓から150年と掲げていますが、未だ未だ歴史は浅いですよね…
我が家も その150年となるようです。僕で 5代目ですから 古いものです…。
しかしながら、この継承も僕で終わりのようです…。
中々、継承するということは難しいということをこの歳で やっと分かった気がししました…。
昨日まで下の娘が滋賀から帰省していました。3月からですから約3ヶ月
しかし いざ居なくなると寂しくなるのは父親目線からなのか 妻は平然としているのには驚いてしまった。
やはり同性からなのでしょうか?
娘の出て行った後の部屋を覗くと 保育園から小学校、中学校 高校 専門学校時代の思い出アルバムが床に置きわすれていった…
思出は尽きなく湧き出てくるが、やがて この家の住民も僕と妻になり やがて僕が逝き妻が逝く…嫁いでいった娘も この家には戻らない…
それは、当たり前のことで、また 違う新しい人がこの地に宿るのであろう…寂しくなんかないと 思うことにしよう…
ただ、ここの地に僕が生まれ育ってきたのは 紛れもない事実だったのだから!
そして誰もいなくなった…
美樹生
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