おはようございます
久々に連続の投稿をしてみました…
とわいってもさほど大した話でも無くしいて言えば「皆様、御機嫌潤しく」と言ったところであろうか?…(笑)
さて僕も退院してから、もうひと月近くなる…
体調も良く日常の生活にもだいぶん慣れて来たところです。
至れり尽くせりの病院生活とは違い 全て自分で補わなくてはならない…こんな時初めて連れ添いの妻に感謝の気持ちが心から湧き出てきて止まない…
病院生活の最後の10日目辺りに隣のベットに新しい患者さんが入って来た…
その患者さんの素性は実は退院する五日前まで分からなかった(汗)
隣で居るにもかかわらず あまり話さなかった と言うよりまるで話さなかった…
なんだか声も掠れてよく言葉が分からずナースさんも困惑してしまう始末。
そんな彼と話すようになったのはナースさんのあるきっかけからであった…
「○○さん66歳なんですね〜」
それを聞いて驚いた!なんと僕と同い年ではないか!
見た目は頭髪は無く歯も抜けていて見るからに80歳くらいなのかなぁ…と思わせる容姿である…
そんな同い年と言うきっかけから話すようになった…聞いてみると彼は膵臓癌…病院も転々と回って来たらしい…
ステージは聞かなかったが、この病院でリハビリを受けて望みを掛けるようだ…
余談なのだが…プライベートな部分も話すようになった…彼はバツイチらしく、その離婚も彼の癌の発生がきっかけらしい…
余りにも虚しい話しだ…その話は深くは話さなかったが彼の目から涙が溢れていた…そして「俺が悪いんだ…」と付け加えた…
彼の生き様にどんなドラマがあったのかは分からないが こんなカタチの別れはあまりにも悲しい…
そんな彼に励ましの言葉さえ見つからなかった…黙って彼の手を両手で握り締めることくらいしか出来なかった…
60年以上生きてきて最後の試練とすればあまりにも酷い…彼の何がいけなかったのか?
退院して約一か月…気がかりと言えばこの事だ…
美樹生
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2020.01.19 02:50
2020.01.19 01:42