このところ先住猫のサスケの容態が思わしくなく ここ三四日ほど寝たきり状態になり食欲もなく悶々と眠るだけになってしまった…。
この猫、保護猫で ネグレストにあい我が家に連れてきたと言う境遇の経緯がある。
しかし、その頃には先住猫のプッチが居た。この猫はシャム猫の気の荒い性格の持ち主さんで心許した者にしか付かない。ましてや初対面の挨拶は喧嘩から始まる…まだ何にも分からない幼い猫には当然危険なのだが、それを承知で飼うことにした。それには娘たちのたってのお願いに負けたと言うのが本当の訳である(親バカ)
この猫は幼少の頃から学習能力の高い子で 僕ら家族の行動から学んだことが随分あったようにおもえる、例えばドアの開閉である
普通ならジャンプしてドアノブを下げて開ける猫はいるがウチの猫は閉めるのです!あの時の衝撃は今でも忘れられない…。水を飲む時には普通口を容器に入れて飲むのだが…家の猫は前足を容器に入れて濡らして口で飲んでいた。それはまるで人間がコップで水を飲む姿を彷彿させるものであった🤭
しかし、そんな優秀な猫であったが不運は急にやって来た…真夏の深夜に野良猫が家の庭先に侵入して来た。当然 雄猫の習性、縄張り領土侵犯の戦いになった…不幸にも相手は一枚上手であった…声を聞き慌てて外へ飛び出してみたが相手は既に居ない!サスケの姿が何故か見えない!暫く辺りを探していると…無惨にも横たえたサスケを発見した…24時間開業の動物病院へ飛び込んでみたが耳の付け根辺りに牙の刺さった形跡があるとのこと…出血も無く神経に届いて全身麻痺状態になったらしい…猫の耳は複雑構成で急所らしい…コレからサスケは障害猫として生きて来た…アレから もう9年である。
でも彼なりにメゲずに生きて来たと思う。猫であるために声は聞こえないが嘆きは聞こえてきそうである。
数え上げると 長編小説のような長い話しになるのでこの辺でf^_^;)
その猫のサスケも先住猫のプッチが亡くなり15年…そして今サスケにも休息の時が来るのか?…
なんとか最後の最後まで看取りたい…
by美樹生
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2020.08.02 20:36
2020.08.02 20:18