職業柄 元農業主…まんざら他人事とは思えない問題です。 影に隠れているこの問題は社会全体には浸透されていない、専門分野的に扱われがちだが 実は最終的には私たち消費者に多大に影響を及ぼす問題になると思います。
過去には 輸入問題に有った 牛肉 オレンジの自由化が有りました…当然 関税の掛からない この2品に於ける物品は激安価格でスーパーの棚に並ぶ。当然 安い外国品に手が伸びるのが自然の姿であると思います。
国産の商品が何故高い? 先ず そこから話してみようと思います。 その前に外国の農産物の生産にあたる生育過程から 国産品と違う点です。 一応 世界の農薬接写量や濃度の検査は国内では高く 諸外国からは反発の声も挙がっています。それ程 日本の食への "安心 安全"への拘りを表しています。 しかし 以前までの対応は殆どなく 牛肉 オレンジの自由化で国内に入ってきた頃は 国内の農薬関係者は 破綻や自殺までにも追いやられました…生真面目な日本の農業人は これ以上の生産コストを下げるワケにはいきませんでした…世界レベル?…。
遺伝子組み換えが将来は主流になるでしょう
何故ならコストが掛からない。いつでも量産出来る 温度や光合成などの農産物に関わる成長過程に必要な項目が無条件化されれば 価格も安く提供出来るとバイヤー的発想で広まるでしょう。いつのまにか 安心安全のラベルも剥がされ 農薬を守る国の予算が拠出しないで済むと言う国の本音の声が見え隠れしています。
要するに 国で農業の保護をしても国内メリットが無いと言うのが国の本音である。
さて 何方が好いか? グッドタイミングでTTPが振って湧いてきた…日本にとっては喉から手が出そうなくらいのチャンスである…。
しかし そうはいかなかった アメリカ大統領のトランプ氏の参入脱却であった! これには日本の思惑も戸惑ってしまったろう…。
自体はサイコロの目を振るような状態になってきた…2018年度以降 どうなることやら…
正直者の日本農業人は また極地に立たされるのだろう…後継者が育たないのは このサイコロ振り政策が 事のつまりだろう…。
美樹生
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