一昨夜の"金曜ロードショーの話になります。
ご存知の如く、宮崎駿監督のジブリ映画である。正直なところ何回も再放送で流れていたのでスルーしょうか?…と戸惑いもあったが
「そう言えば、漠然としか観てなかったな…」とチャンネルを合わせてみた…。
筋書きやネタなどは、当然分かっているだろうかと…? 敢えてここでは言いません…。
テルーなる、手嶌葵さんの歌声が染みるように入りこんで来ました…。正にジブリならではの溶け込んだ声に聞き惚れてしまいました…
劇中では、ボクが目を釘づけにされたのは、テルーとハイタカの会話で、ハイタカが話した「この世に永遠の命など無いのだ、生まれながらにして死を受け入れて生きていくのが人間なんだ!」…この言葉が強烈に印象付けられた。
アレンは幼少の頃の悲劇がトラウマにに残り、光と陰の2つの魂ができてしまった…当然 何方もアレンである。それを知ったテルーはハイタカに託されテルーを蘇るように振り起こさせた!
人間って、誰しも陰と陽があり、どちらかが現れるのだろうと思う。少なくて もこの2つの気持ちが気象のように対流して生きているような気がします…。それが人間なんだ…。
「死ぬために生きる」この言葉は、家に来る
住職が残していった言葉でした…。「長いようで短い人生、それをどう生きるか?この世には善と悪と2つに分けた生き方がある。利己主義で生きるか共有し合って生きるか?…
人間って言うものは気分屋で そのどちらかに
偏ると また 苦しくなってくるものです、ですから その時折に自分の舵と磁石をもち 航海に出るのです。難破しそうになった時 誰が助けてくれるのか?それは あなたの今までの生き様に掛かってしまうのでしょう。そこで終われば、それが あなたの人生なのです」。
動物は子孫を残すために生きる…人は次世代に生きる者たちへ伝承するモノを探し見つけ伝承するために生まれ死んでいく…
…少しずつ変わってきた世の中…迷う子羊のように ニートが増え アリとキリギリスの物語を彷彿させるような生き方をしている若者も増えてきた…主軸が狂い始めて来ているような気がする…世界の気象のように狂い始めてきているような気が…した…。
【テルーの唄】
夕闇迫る雲の上 いつも一羽で飛んでいる
鷹はきっと悲しかろう
音も途絶えた風の中 空を掴んだその翼
休めることはできなくて
心を何にたとえよう 鷹のようなこの心
心を何にたとえよう 空を舞うよな悲しさを
雨のそぼ降る岩陰にいつも小さく咲いてい
る
花はきっと切なかろう
色も霞んだ雨の中 薄桃色の花びらを
愛でてくれる手もなくて
心を何にたとえよう 花のようなこの心
心を何にたとえよう 雨に打たれる切なさを
人影絶えた野の道を 私とともに歩んでる
あなたもきっと寂しかろう
虫の囁く草原を ともに道行く人だけど
絶えて物言うこともなく
心を何にたとえよう 一人道行くこの心
心を何にたとえよう 一人ぼっちの寂しさを
美樹生
4コメント
2018.01.13 22:47
2018.01.13 22:37
2018.01.13 21:30