2011年に倒れてから もう 七年目に入った…
時折、ふと思い出しては首を激しく横に振り思い出さないようにしようと抵抗する。
しかし次第に心が折れ 抵抗した力も尽き負の極致に入って行く…
飛び飛びの記憶の中で 誰かが必死に声をかけて来る…まるで夢幻の世界の中に入り込んだように…人生 生きてきて初めての体験だ…
所々の描写のフィルムを繋ぎ合わすかのよう
に 七年目に入る今でも あの不思議な光景を追うように浮かび上がる…
最後の場面は何時も二つの洞窟の鉄の厚い扉が並んでいる。空っ風で冷たく強風で身体が凍えてしまうような中 どちらかともなく無我夢中で 掴んだ取手を力一杯 強引に引き 真っ暗な扉の中に入り込んだ…
冷たい風を とりあえず 凌げれた… 何故か眠くなり少し眠ってしまった… どれくらい時間が経ったのだろう?…誰かの声が聞こえてきた
それと同時に一点の光が見えた…光が段々と大きくなり目に飛び込んで来たのは妻と娘たちであった!一部始終を聞き (そうか…三途の川ならず鉄の扉から出てきたのか?…) 助かったようだと実感が湧かないがまま納得をしてみた。
幸か不幸か分からぬまま生きているが…まだ 何か自分に出来る事があるからなのか? まだ試練が残っているのだろうか?…
誕生して 何回も誕生日を迎え その間 色々な
出来事に遭遇して 泣いたり 笑ったり…何かを発見したり、夢中になる物の中に入り込んだり、灰色の世界に飽き飽きしている者が居たり…
まだ生かされている…本当に生きていくことが幸せなんだという実感を味わいたい…。
今日の 僕は少し へんですネ f^_^;)
でも…あの時 もう一つの扉を開けて入ったら!…
美樹生
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2018.06.02 22:24
2018.06.02 21:17