もうリタイアして七年目を迎えると言うのに
未だに現役の頃の習慣がまだ抜けぬ我が身が哀れだ…気持ちの上では全て受け入れて整理がついていると思っていたが…習性とは 恐ろしいものである と実感してしまった…。
時折観る夢は、何時も現役の頃の旧いアルバムを眺めて一コマの写真を眺めては、その時の思い出に浸るような そんな光景を思わせるモノクロな夢である…。
夢から覚めて どうもスッキリしないでベッドの中で寝返りを打ってみたり上半身を起こし軽くストレッチ風に上体を動かしてみる…
やはり身体は重く感じる…こんな夢を見た朝は 大概こんな状態である…。決して悪い夢を観ているわけじゃないのだが…不思議である…。
とうとう、我慢できずに起きてカーテンを開けると 外にはいつも来る鳥たちの姿である…
ちょうど今は巣作りの時期 5、6種類の鳥たちが 早朝から飛び回っている。この光景が ここ最近の僕の日課で朝の楽しみの一つである。
ベランダ越しから眺め熱いコーヒーを飲みながらバードウオッチングも良いものだ…
今日は あいにくの曇り空…やがて雨になる予報らしい…気温も 昨日まで続いた初夏並みの暑さも遠ざかり 平年か それ以下の気温になる見込みのようだ…非常な起伏の激しい気温には閉口してしまう…。
よくよく見ると外には もう後継人が作業をしているではないか!…考えてみれば 自分も現役の頃は同じだったかもしれない…(笑)
農家の朝は早い。日の出から日没までは当たり前。40年間…よくやってきたなと 自分を褒めてみたりする。
いつまでも続く職業なんてありゃしない。見極める時が大事だと言う。計画通り次に繋げるか?また、突然のアクシデントに対処できないでいるか?… どちらにせよセカンドロードはやって来る。一歩先を見た生き方。それが大事なのかも知れない…。
美樹生
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